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  • 斎藤きよみ

地震の揺れで辛い時の心のケア3選

更新日:4月6日

こんにちは。

心理カウンセラーの斎藤きよみです。


最近ストレスが溜まった時は一旦ストレスから離れるようにしています。

心の距離を置くのも大事ですね。


さて、今回は"地震の揺れで辛い時の心のケア3選"というテーマについて書いていきたいと思います。



目次



はじめに

これからご紹介する方法は地震の揺れだけでなく、トラウマケアにも用いられている方法もあります。


地震に限らず、ストレスが溜まっている時や過去のトラウマを思い出したときにも使っていただけたらと思います。


また、ご自身だけでは中々上手くいかない時もあります。


専門家と一緒に行なう方が効果が出ることもあるので、どうにもならない時には1人で抱え込まずに専門家に相談することも視野に入れる必要があると思います。



”地震の揺れで辛い時の心のケア3選”について書こうと思ったきっかけ

最近カウンセリングで実際に聞いたお声にこんなものがありました。


「度々続く余震でしんどい気持ちになります」


「地震のニュースで心が重くなります」


「どうしても怖いことを考えてしまいます」


地震という自分の力ではどうしようもないストレスの要因に対して、心が重くなったり辛くなったりしている方々は多いようです。


直接的に被害に遭っていなくても、地震のニュースを見ることによって、自分が被災したことを思い出したり、怖かった体験を思い出したりすることもあると思います。




心のケア3選

心のケアを3つご紹介します。


①深呼吸をしてリラックスする


②自分で自分を抱きしめる


③4セット法


深呼吸でリラックスする簡単にできる方法から、お家で1人の時に出来る4セット法まで3つの方法を選んで書こうと思います。


これらの3つはどれが良いとか悪いとかではなく、全部試してみて自分に合うものを探していただけたらと思います。


最初は効果が無いと感じても、「辛い」と感じた時に思い出して続けて行なってもらうことによって効果が出てきたりもします。


前置きはこれくらいにして、3つの方法をご紹介したいと思います。



①深呼吸をしてリラックスする

まず最初に7秒鼻から吸います。


次に1秒止めます。


最後に口からストローでふーっと吹くように7秒吐きます。



深呼吸は心を落ち着ける作用があります。

たかが深呼吸、されど深呼吸です。


まずは手軽にどこでも試せるこの方法を試してみることをおすすめします。



②自分で自分を抱きしめる

まず、何か自分が安心できるものや場所を思い浮かべます。


例えばお気に入りのクッションだったら、そのクッションを抱きしめた時のホッとする気持ちを思い出してください。


そのホッとした気持ちを思い浮かべながら、手をちょうちょの様にクロスさせます。


その後、自分の肩をぎゅーっと抱きしめてください。



この時に自分自身を癒してあげられる言葉を心の中で唱えられるとさらによいです。


「大丈夫だよ」


「今私はここにいる」


「昨日は地震は来ていないよ」


など、ご自身がしっくりくる言葉でOKです。



③4セット法

ちょっとだけ専門的な方法になります。


まず、お腹を左右交互にパタパタと叩きます。


次に手を②の様にちょうちょにして左右交互にパタパタ叩きます。


そして首の裏を左右交互にパタパタ叩きます。


最後にまた手をちょうちょにして左右交互に頭をなでます。


ちょっと文字だけだと分かりづらいと思うので画像も載せておきます。




パタパタ叩く早さは5秒で15回程度でよいかと思います。


4セット法では、①が出来たら深呼吸、②ができたら深呼吸…というようにパタパタの間には深呼吸を挟んでみてください。



おわりに

今回は地震のニュースで心がしんどくなってしまったり、警報が耳から離れないといった方向けに書いた記事になります。


カウンセラーとしての私に何か少しでも出来ることはないかと思って書きました。

少し分かりづらい部分もあったかと思いますが、お許しください。


ご自身だけでは中々コツを掴めず効果が感じられない事もあるかもしれません。


その場合はもちろん私のカウンセリングに来ていただいてもよいですが、YouTubeなどで「バタフライハグ」で検索してみるとよいと思います。


YouTuberさんによって細かい違いはあるかもしれませんが、大枠は同じだと思います。


それでもしんどさが薄れない場合は、専門家である医療機関やカウンセラーを頼るのも1つの手だと私は考えています。


どうか、そのしんどさや辛さを1人で抱え込むことのないことを願っています。



参考書籍


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